外生菌根図鑑

これまでに撮った菌根写真の一部を菌の分類群ごとに公開中(現在は約500種)

(※この図鑑は奈良研究室の学生だった宮本裕美子博士が中心になって作成したものです)

News:外生菌根図鑑 ver.2  ができました!(さらに多くの菌種を加え調査地や宿主毎にまとめてあります)

分類群

生態・特徴など

ベニタケ類

・外生菌の中でも特に種の多様性が高い

・主に遷移後期種

イボタケ類

・外生菌の中でも特に種の多様性が高い

・遷移の初期から後期まで見られる

・「キノコ」型の子実体を作らないものが多い

フウセンタケ類

・外生菌の中でも種の多様性が高い

・主に遷移後期種 、寒冷地で特に優占

・有機質を分解する酵素を有する(らしい)

アセタケ類

・遷移の初期から後期まで見られる

ロウタケ類 

・外生菌根やラン菌根を形成する

・草本から木本など多様な植物に見られる

・「キノコ」型の子実体を作らないものが多い

チチタケ類

・ベニタケ類の近縁

・主に遷移後期種

イグチ類

・系統的に多様な分類群

・地下生キノコを作る種も多い

カレエダタケ類

テングタケ類

・遷移後期種

キツネタケ類

・遷移の初期に優占し、成熟林でも見られる

他の担子菌類

・その他のよく見られる外生菌根菌種


子嚢菌類

・袋の中に胞子を作るタイプ

・多様な菌のグループ、外生菌を形成する種は少ない

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